投票のためのガイド

米国市民の最も重要な権利の一つは投票権です。投票はあなたご自身の地域社会を形作る一助となる機会を与えてくれます。

Vote stickers with American flags.

いつ、どこで投票するか

殆どの州および準州はあなたの必要に応じて投票ができるように柔軟な選択肢を提供しています。あなたの州で活用できる選択肢はここに記載されています。

本人直接の投票

選挙日に投票する殆どの人は投票所で本人が直接投票しなければなりません。投票所に到着すると、選挙係員があなたを手助けする準備をして待っています。あなたは紙の投票用紙上の選択肢を選んで投票するか、電子装置を使って投票することになります。

あなたの投票所を見つけてください(英語)。投票所の開始時間と終了時間は管轄区域によって異なります。あなたの投票場所について何か質問があれば、州または地方自治体の選挙管理事務所(英語)に問い合わせてください。

郵便投票と不在者投票

一部の州では選挙を全面的に郵送により実施しています。他の州では、あなたが直接投票できない場合、または単に郵送による投票の方を好む場合は、不在者投票を要求することができます。各州には独自のガイドラインがありますので、あなたの州で郵送による投票の資格があるかどうかを確認してください(英語)

郵送投票をどのように返信するか:

  • 郵送:一部の州と準州では、投票用紙は郵便料金前払いの返信用封筒が同封されて送られてきます。その他の州では、郵送する前にあなたの封筒に郵便切手を貼る必要があります。郵送前に、返信用封筒を完全に記入したことを確認するようにしてください。
  • 投票ボックスまたは本人直接:投票用紙を地方自治体の選挙管理事務所または正式な投票ボックスに返す場合は、郵便切手は必要ありません。多くの人は投票ボックスを使いますが、その所在場所と利用可能性は場所によって異なります。地方自治体の選挙管理事務所(英語)に問い合わせて一番近くにある投票ボックスを調べてください。

投票について詳しく知る

あなたの投票について学ぶ

情報に基づく意思決定ができるように、あなたの投票が地域社会にどのように影響を与えるかを知る。

多くの選挙管理事務所ではオンラインで投票用紙の見本を掲載しています。また一部では候補者や投票法案についての情報をオンラインまたは郵送で提供しています。あなたの州や地方自治体の選挙ウェブサイトを調べて詳しい情報を得てください。

有権者証明書要件

州および準州の各々は独自の有権者証明書に関する規則を設定しています。殆どの州では、直接投票をする際にはあなたの身分証明証を持参しなければなりませんが、郵送による投票をする際には身分証明の情報を提供しなければなりません。あなたの州の有権者証明書要件を確認してください(英語)。

あなたは運転をしない場合でも、あなたの州の車両管理局で身分証明カードを入手することができます。身分証明カードを入手するためには支払いが必要となりますが、身分証明書関連の手数料支払いを手助けしてくれる団体がいくつかあります。

投票するには有権者登録カードは必要ありません。

言語支援

英語があなたの第一言語ではなく、異なる言語で投票したい場合は、手助けを求めることができます。地方自治体の選挙管理事務所(英語)に問い合わせをして、以下のようなあなたの言語で利用可能な支援を調べてください:

  • あなたの言語での投票に関する情報や資料(投票用紙など)
  • あなたの言語(アメリカ式手話言語を含む)で意思疎通できる投票係員
  • 投票所であなたのために通訳をしてくれることができる家族または友人

利用可能な便宜

あなたは身体障害を持っている場合は、大きな字体や音声形式の投票用紙などの利用可能な投票資料を要求する法的権利があります。本人が直接投票する場合は、利用可能な投票装置および利用可能な投票所を要求する権利もあります。

あなたの州の選挙ウェブサイトまたは投票所が利用が可能でない場合は、利用が可能な便宜を要求する選択肢があります。以下の場合には、あなたの地方自治体の選挙管理事務所に連絡してください:

  • あなたの州の選挙ウェブサイトを利用するのが難しい
  • あなたの投票所であなたが必要とする利用可能な便宜がない

投票時に身体障害のゆえに差別されたと思う場合は、Department of Justiceに自分の経験を報告してください(英語)

身体障害を持つ人の投票に関するより詳細なガイダンスを知る。

連邦法はあなたの投票権を保護している

Department of Justiceから出されている Know your Rights Voting Guide(自分の権利を知る投票ガイド)(英語)であなたは投票することができることを保護している連邦法について学んでください。このガイドは日本語版でも入手できます。

あなたが投票権を行使している際に以下のどれかを経験した場合は、 Department of Justiceに苦情を報告する(英語) ことができます:

  • 誰かがあなたの投票権に疑問を唱える
  • あなたは特定言語で書かれた投票資料を提供することを義務付けられている地域に住んでいるが、そのような資料を受け取っていない
  • 妥当な利用可能な便宜を受けていない

あなたの投票が正確に数えられることを政府はどのようにして確認するかについて詳しく知る。

投票係員に応募する

有給の投票係員になってあなたの地域社会を支援してください。投票係員の責務はあなたがどこに住んでいるかにより異なります。多くの地方自治体選挙管理事務所は投票係員に以下のような仕事を任せています:

  • 投票所の設置
  • 投票者に対する歓迎
  • 有権者登録の確認
  • 投票用紙の手渡し
  • 投票者が投票装置を使用するのを手助けする
  • 投票手続きの説明

投票係員としてあなたには時間給が支払われます。支給額は場所によって異なります。
どのようにして投票係員になるかについて詳しく知る(英語)。